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それでも君を*****。

(愛か恋かも分からないけれど)

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緑色の昔話①

特徴的だ、というのが第一印象だった。本名はその時知った。(かつての旧友と同じ名字だったのだ)
あだ名はまだ知らなかった。

次に会ったのは約一年後の、教室の角だった。一月半も同じ箱の中で生活していたが、まともに顔を合わせたのはその時が初めてだった。私は前に一度会っていることを忘れていたし、彼女は勿論そうだったから、他のクラスメートと変わらない、他人行儀な社交辞令を二人でした。珍しく私は興にのっていて、人生でも数少ない、満足いく会話ができたと記憶している。あだ名はその時知った。


その次に会ったのは、対角にあたる角でだった。私はまた彼女の後ろで二月あまりを過ごしたのだが、それは私にとって原風景の思い出で、聊か美化されたそれは私が彼女との過去を語る際、三番目くらいに出てくるエピソードだ。

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