「まず、うちのこと好きってのがよく分からない」
「わかった!好かれ慣れていないんだ!」
「てゆーか、かっこいいとかすきだとか、そういうこと言われてもむしろ疑う」
「うん?」
「言われれば言われるほど疑う どうせ今だけだしって思う」
「赤!」
素敵だ。
「良心!赤が素敵なの!」
お弁当を食べている良心に向かって叫ぶ。
「どうしたの」
「赤が、好きって言われても疑うって!」
「あらあら」
「どうしよう、考えが分かるかもしれない」
同時にそれは危険だ。
「好きっていうのは最高値だから、後は下がるしかないってことでしょ」
「そう!」
危険だ。
「私、創造から乗り換えようと思う!」
所詮黄色と同じなのだ。
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