忍者ブログ

それでも君を*****。

(愛か恋かも分からないけれど)

2024.11│123456789101112131415161718192021222324252627282930

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

7月18日 宴の始末②

かの円卓会議のとき、私が危惧したことは二つあった。



知っている。執着は弱みだ。負けだ。
つまり彼女は私の弱みだ。

髪は無かったから、逃げる場所は無い。『つまり、お前は自分に自信が無いんだな』。知ってます。知ってますセンセイ。だからどんなに論理的でない世迷いごとさえ、鼻で笑うことが出来ずに真に受けてしまうのです。
(例えば戯れの軽口、例えば道行く人の舌打ち、例えば試合中の暴言)

だから私はセーターを羽織った。身体が半分隠れた。
黄色は無表情でキャラメルを見ていた。



大学に進学したら
一緒にいられなくなりますね
住むところも離れていますし
きっと忘れてしまうんですね


それは嘘じゃない。でも、キャラメルが干渉してくるなら、これ以上は得策ではない。


なんと返事をしたらいいのでしょう。でも一つだけ言えること。
忘れてしまうことはない!




かの円卓会議のとき、私が危惧していてことは二つあった。
一つは世界が敵にまわることで、もう一つは彼女が傷つくことだ。

拍手

PR
*COMMENT-コメント-
*COMMENT FORM-コメント投稿-
  • この記事へのコメント投稿フォームです。
Name:
Title:
Mail:
Url:
Color:
Decoration: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Message:
Pass: ※編集時に必要です。 
*TRACKBACK-トラックバック-
  • この記事のURLとトラックバックURLです。
  • 必要に応じてご使用くださいませ。
この記事のURL▼
この記事のトラックバックURL▼
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カウンター
ブログ内検索
アクセス解析